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先日、本ブログ共著者のk.氏のPCが爆発(笑)し、予定より早くWindows7を手に入れることになった訳ですが、その際にCPUの違いについて問われました。

とりあえず「俺 i7 だし、今主流だし、早いし」的なことを言ってはぐらかした様な気がしますが、そろそろ違いについて情報を集めてみようと思います。

インテル® Core™ プロセッサーファミリー一覧

プロセッサー
ナンバー
コア数
スレッド数
動作周波数 キャッシュメモリ
i7-975 4コア
8スレッド
3.33 GHz
ターボブースト利用時最大 3.60 GHz
8 MB(L3)
i7-965 4コア
8スレッド
3.20 GHz
ターボブースト利用時最大 3.46 GHz
8 MB(L3)
i7-950 4コア
8スレッド
3.06 GHz
ターボブースト利用時最大 3.33 GHz
8 MB(L3)
i7-940 4コア
8スレッド
2.93 GHz
ターボブースト利用時最大 3.20 GHz
8 MB(L3)
i7-920 4コア
8スレッド
2.66 GHz
ターボブースト利用時最大 2.93 GHz
8 MB(L3)
i7-870 4コア
8スレッド
2.93 GHz
ターボブースト利用時最大 3.60 GHz
8 MB(L3)
i7-860 4コア
8スレッド
2.80 GHz
ターボブースト利用時最大 3.46 GHz
8 MB(L3)
i5-750 4コア
4スレッド
2.66 GHz
ターボブースト利用時最大 3.20 GHz
8 MB(L3)
Q9550 4コア 2.83 GHz 12 MB(L2)
Q9300 4コア 2.50 GHz 6 MB(L2)
Core i7には全て「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー」と「インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー」が搭載される
Core i5には「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー」が搭載される
Core i7 / i5 のL2(2次)キャッシュは全て各コアに256KB搭載

参考:インテル® Core™ i7 プロセッサー エクストリーム・エディション - 仕様

参考:インテル® Core™ i7 プロセッサー - 仕様

参考:インテル - 製品情報 - プロセッサー

Care i7 と i5 の他に比較の為にCore2 Quad(Q~)の数字も引っ張ってきました。

まずはこの表を理解しなければ。

動作周波数について

1GHzで、1秒間に10億回の命令を処理することができます。だから、この数値が大きいほど処理速度が速いことになります。
パソコンのCPUについて/動作周波数の見方

但し、コア数、キャッシュメモリ等が同じじゃないと単純に比較出来ないとのこと。
自動車のエンジンと似てますね。単純に排気量(動作周波数)が大きくても気筒数(コア数)に違いがあればエンジンの吹け上がりに違いが出るし、イコール加速・速さに差が出てくる。とか。

同ファミリー同士(例えば Core i7 9xx 同士)なら、単純に動作周波数を比べても問題なさそうですね。

キャッシュメモリについて

キャッシュメモリとは、CPU内部に設けられた高速な記憶装置。キャッシュメモリに使用頻度の高いデータを蓄積しておくことにより、低速なメインメモリへのアクセスを減らすことができ、処理を高速化することができる。最近のCPUでは、キャッシュメモリを2段階(2種類)搭載しているものがある。その場合、CPUが最初にデータを読みに行くのが、より高速でより容量の小さい1次キャッシュである。1次キャッシュにデータがなかった場合は、より低速でより容量の大きな2次キャッシュに読みに行く。最近はサーバ向けCPUなどでさらに動作速度を上げるために3次キャッシュを搭載しているものもある。
 

「メモリ増設して8G積んだぜー」と言われるのはメインメモリの事ですね。
そのメインメモリよりもCPUに近い位置にあるメモリがキャッシュメモリ。
この数字も同ファミリー同士の比較において、大きければ大きい程性能が良さそうですね。

コア数について

4 コア以上のCPUの能力を十分に生かすことができるのは、一定のデータに対して膨大な計算処理を行うアプリケーションだ。たとえばビデオエンコードや3D アニメーションのレンダリングなど。それ以外の、一般のビジネスや家庭用のアプリケーションでは、4コアのCPUの性能を生かすことができない。というより2コアのCPUで十分なのだ。
CPUのコア数が増えることで生まれるメリットは何か?

一般ユーザーの私にはコアが複数あっても意味無いの?(´;ω;`)

コアが複数個ある場合は、ソフトを複数個同時に使わないと100%の性能が出ません。つまり、同時に複数個の作業をしない場合はCore 2 Quadを買うより、同じくらいの値段のCore 2 duoを買ったほうがいいということになります。ちなみに、今日発売したCore i7ではこの問題を解消するためにIntel Turbo Boost Technologyという機能が搭載され、使ったいないコアがあった場合にそのコアを停止させ、余った電力で使っているコアをオーバークロックさせる機能が付きました。
CPUのコア数に関すること | kota's blog

ということで、Core i7 / i5 のどの型番のものにもインテル ターボ・ブースト・テクノロジーは搭載されているので、どちらを選んでもいいですね。もしかすると、なんかの拍子にビデオエンコードとかするかもしれないですが、一生複数同時作業をしなくてもインテル ターボ・ブースト・テクノロジーがついてるんだもの。

Core i7とCore i5の違いはスレッド数ですが、これはOSから8個の仮想CPUを持つように見え、同時に8スレッドの実行が可能(Core i7)ということで、結局はコア数と考えていいですかね。

結論:動作周波数でCPUを選べばいい!

・・・のか!?

電力消費について

CPUを選ぶ際に参考になるかもしれないのが電力消費。

プロセッサー
ナンバー
TDP 動作周波数
i7-975 130 W 3.33 GHz
ターボブースト利用時最大 3.60 GHz
i7-940 130 W 2.93 GHz
ターボブースト利用時最大 3.20 GHz
i7-920 130 W 2.66 GHz
ターボブースト利用時最大 2.93 GHz
i7-870 95 W 2.93 GHz
ターボブースト利用時最大 3.60 GHz
i7-860 95 W 2.80 GHz
ターボブースト利用時最大 3.46 GHz
i5-750 95 W 2.66 GHz
ターボブースト利用時最大 3.20 GHz

2008年11月に登場した「Core i7 9xx」シリーズと2009年9月「Core i7 8xx」シリーズで違いが出てますね。

CPUが多く電力必要になるとそれに伴って電源装置もレベルアップする必要があります。そうなってくると動作周波数の高いCPUを選ぶと、電源装置の部分でもコスト増になっちゃいますよね。

あとからHDDを追加したり、USBから電源供給を必要とする周辺機器を繋いだり、何があるかわからないので一般家庭用には電力消費の少ないCPUを選んでおくのがいいじゃない。

電力不足でハードウェアが壊れちゃ困ります。
パソコン電源の選び方

しかしながら・・・上記表のTDP欄でのポイントは、どの回路も休みなく働いている状態での値ということ。

TDPとは、設計上想定されるマイクロプロセッサの最大放熱量。どの回路も休みなく働いている状態でどの程度の熱を発するかを表す、性能指標の一つ。
 

私はCore i7 860を使ってますが、正直休みなく働かせるの無理ですよ。

こっちが疲れちゃう。

こうなっちゃうと、選ぶ指標にはならないか・・・

参考:ASCII.jp:ビデオもゲームもビッグバンな速さ!? Core i7正式発表

参考:ASCII.jp:インテル、メインストリーム向け新CPU Core i7/5発表

そろそろまとめ

結局あまり結論が出ずにタイトルの『Core i7とi5の違いについて読み解く』というのは釣りだという事はわかった訳ですが、ここまで調べた感じだと

自慢したい人

業界最速のデスクトップ・プロセッサー

  • Core i7-975
  • Core i7-965

エクストリーム・エディションって名前付いてるし。

負荷のかかる作業するんだけど?

比類なきスマートさと高性能を備えたインテルの最先端 PC プロセッサー。

  • Core i7-870
  • Core i7-950

PC買うんだからそれなりに高性能じゃないと嫌だよ

比類なきスマートさと高性能を備えたインテルの最先端 PC プロセッサー。

  • Core i7-860
  • Core i7-920

CPUとか興味ないよ/なるべく安く

必要に応じて加速する、インテリジェントな高性能。

  • Core i5-750

というのが言えそうな気はしています。

そうですね、結局価格帯で分けただけになりました。

もっと詳しく知りたいなんて方はコチラなんてどうでしょうか。
【多和田新也のニューアイテム診断室】 Lynnfieldとともに新プラットフォームが始動「Core i7/i5」

前述しましたが、私はCore i7-860を使用していますが

  • 新しいのがいい
  • 安いのがいい
  • でも、高性能なのがいい

という条件のなかで、丁度いいポジショニングをしているように思います。(思うようにしました。)

だって【多和田新也のニューアイテム診断室】さんでも

Core i7-870は最上位モデルとしてのプレミアを感じる設定だが、下位の2製品はかなりアグレッシブな価格設定ではないだろうか。Core i7-870とCore i7-920の性能差から考えてもCore i7-860はより高い性能を期待できるし、Core i5-750とCore 2 Extreme QX9650の性能差から見ると、こちらも価格性能比は高そうだ。
 

と仰っていますし。

PCを購入しようとしてる方の少しでも参考になれば嬉しいです。

間違いを発見した方は優しく突っ込みをお願いします。

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コメント

拝見しました。
正直な感想を言わせて頂きますと、おそらくそちらの用途ではお使いのi-7とi-5(4コア)の違いはまったく体感できないと思われます。
i-5 750が「CPUとか関係ない、なるべく安く」なんてまるで廃価CPUみたいな書かれようですが、とんでもない例えです。
i-5 750はつい最近まで主流だったCPUをはるかに凌ぐハイスペックです。
一般用途で考えればこの750ですら使い切ることはないでしょう。
最近はCPU全体の値段が下がってきたこともあり、まったく必要もないCPUを宣伝文句に釣られて買う方が多いです。
実際のところ殆どのユーザーはi-3でも必要充分なんです。
CPUに余計なお金を掛けるよりモニタ・マウス・キーボード・スピーカー・静音機能などにお金を掛けるほうがよっぽど体感できる満足感を得られます。
尚、購入する際の目安でクロック数はもはやあてになりません。
CPUによってクロックあたりの処理能力が格段に違います。

Posted by ; 通りすがり : 2010年3月13日 10:09

通りすがりさんの言う通りかもしれません。

グラフィック関連のソフト(3Dじゃないよ!)を使っていても、同時に6ファイル解凍しても、ちっとも負荷が掛かっていないようです。調子に乗ってグラボも積んでいますので、ネットゲームをしながら他の作業を平行して進めても余裕です。

「i-3でも必要充分なんです。」
「CPUに余計なお金を掛けるよりモニタ・マウス・キーボード・スピーカー・静音機能などにお金を掛けるほうがよっぽど体感できる満足感を得られます。」

その通り!と言う事を最近感じております。

Posted by ; poooooon : 2010年4月18日 01:38

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